ウッドデッキ【第2期】ウッドデッキ・第1期の完成から2年が経過しました。最初はこれでウッドデッキ計画は完了していたのですが、 ここで一つ問題が生じていました。 というのも、門とデッキの間を意外と往来するのですが、 門からデッキへ行く間に、和室のぬれ縁があり、 これが実はけっこう邪魔になっていたのです。 つまり、狭いところにぬれ縁が設置してあるので、 身をそらせながらカニさん歩きで 移動しなければならないのです。 その上、ふだんは駐車場に置いてある自転車を、 車で来客があった際に、デッキへ待避することも考えたい。 ということで、ぬれ縁を取り去って床几に加工した後、 ここにウッドデッキ第2期拡張計画を プランニングすることにしました。 ▼ジャストシステム・花子で図面を描画 第1期のときは、初めてということもあって肝心の基礎にぬかりないように 4×4材が差し込める、しっかりとした束石を土台にしましたが、 今回はある程度手慣れてきたこともあり、むしろ経済性を重視して、 基礎にはピンコロ石を採用しました。 購入した2×4材は、 木取り図を元にホームセンターでカットしてもらい、 欠き取り等は自作するため、設計図に基づいて罫書きを行います。 切り欠きは、以下の図のような要領で作っていくこととしました。 まずのこぎりで縦に目を入れ、続いて横方向にドリルで穴を空けていきます。 これで不要部分は切り落とされます。 後は、ヤスリを用いて、ドリル跡を平滑に仕上げればOK。 切り欠き加工を終えると、次は防腐塗料をしっかりとデッキ材に塗りました。 続いてポストの組み上げです。 ポストは、バーベキューテーブルの時と同じように、 真ん中に短い2×4材をサンドして、そこに梁を通すような設計としました。 そしてポストの底には防水用にゴム板を貼ります。 階段用の両サイドのビームにも、底に防水用ゴム板を貼っておきました。 デッキ材関係の加工が終わったので、今度は基礎工事に移ります。 ピンコロ石をポストが立つ位置に設置していきます。 他のピンコロとレベル調整をしながら、慎重に設置していきます。 紆余曲折の末、ようやく設置完了。基礎は前回同様、今回も苦労しました。 ピンコロ石に、ポストを仮置きしてみます。 続いてポストに梁を通します。 だいぶ感じが出てきましたね。 第1期のデッキと一体化するために、 この梁と第1期デッキのポストをシンプソン金具で接続します。 ▼左写真が梁に結合前 右写真が結合後 作業は佳境に入りました。デッキ材をしつらえます。 第1期とは異なり、今回は作業効率と経済性を考えて、 コークスクリューによるビス止めとしました。 で、まずはビスの位置に下穴を空けていきます。 デッキ材とデッキ材の間にすき間を入れるため、 5mm厚のベニヤ端材を利用して、スペーサーを作りました。 このスペーサーを治具にして、デッキを貼っていきます。 そして待ちに待った完成です! 続いて、階段の製作です。 ステップの土台となる金具を取り付けるため、 両サイドのビームに水準器で平行線を罫書きます。 罫書いた場所にステップ用金具を取り付けます。 ステップに2×4材をビス止め。意外に簡単に完成しました。 |